何年か前に買ったイギリスの古いスピーカーはおよそ60年ほど前の物。ボロボロだったものを丁寧に補修して売り出されていた物を買いました。当時の値段は有名な五味康祐さんのオートグラフと言うスピーカーを超えるバカ高いものだったそうです。実に当時のサラリーマンの給料の何年分かという金額でした。いつも遊びに行く銀座のサウンドクリエイトから購入し音を出しましたが透明感があり肌に吸い込むような美音です。ただし能率が高く少しきつい音が出ます。そこで岡山の真空管の名人にアンプを作っていただきました。こちらは1950年代の銘球PX25を使用した特注品です。以前のプリアンプは素晴らしい音でこれ以上の音はありません。それでも今度のアンプは少し相性が悪く予想していた音が出ません。現在プリとパワー両方を送って調整中です。果報は寝て待てです。

さて修理が上がってくる間、空いたオーディオラックに以前ノーベルの社長だった方から頂いた古い国産のアンプを置き、ヤフオクで買ったイギリスの小型スピーカーを繋ぎました。全然期待もせずに出た音はこれがなんと驚天動地の美音!今までで一番安い組み合わせから出た音はとなりの部屋で聞いてもわかるそれはそれは美しい音です。オーディオの真実はどこにあるかわかりません。一生勉強のようです。

こちらは有名な三上先生のところのウェストレックスロンドンスピーカーです。

我が家のものとほぼ同じです。鳴らすのが極めて難しい。

イギリスの名品スペンドールBCⅡ。これに勝る美音はありません。ここで終わればオーディオも楽です。