15日に東京エレクトロンホール宮城(旧宮城県民会館)でアイリスオーヤマ・クラシックスペシャルとしてプッチーニの歌劇トスカの全幕講演が行われました。

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めったに聞けない素晴らしいコンサートでした。仙台フィルも一流になったと思います。

社長の大山健太郎さんから特等席を用意していただき素晴らしい演奏と歌声を堪能してきました。
プッチーニは日本人の最も好きなオペラ作家の一人で男女の抜き差しならぬ仲をこれでもかと情感に訴えて語りかけてくる作品の多い人です。
蝶々夫人は世界三大オペラの一つ(後はカルメンと椿姫)としてだれもが知っているものですが、このトスカも劇中歌の”星は光りぬ”がとても有名です。

指揮者はドイツ人のゴロー・ベルクさん。仙台フィルからこの上ない繊細さとダイナミックスさを引き出して見事なタクトさばきでした。終演後のパーティーでお話ししたらとても興味ある話を伺えました。
ドイツでは最近まで100以上のコンサートホールがあり、各地で特有の響きを持っているので音を聞いただけでどこの地域のホールかすぐわかるそうです。

しかしアメリカのオーケストラはシカゴもボストンもニューヨークも音が同じようで良くわからない。
言いかえれば個性がないというようなお話でした。面白いですね。
アメリカは世界中からプレーヤーを集めているのでその地域に特徴のある音は出にくいのかもしれません。
同じドイツ語圏のウィーンフィルはそこの楽器しか使わせないそうなのでいつも同じ音なのです。

ソロで主役のカヴァラドッシを歌ったジョン・健・ヌッツオさんはTV番組の情熱大陸にも取り上げられ紅白歌合戦にも出て世界をまたにかけて大活躍している歌い手ですが会場に弟が来ていて、どうだった?と聞いたらまあいいんじゃないのと言っていたそうでそれが最高のほめ言葉だそうです。

トスカ役の高橋絵里さんは酒田出身の色白の秋田美人。
凄い美声でのどを守るためのど飴をよくなめているそうです。

トスカに情欲を抱くいやらしいスカルピオ男爵は芸大を首席で卒業し最近まで芸大で教鞭をとっていた直野さん。小さな背丈でよくぞあれだけの声が出るものです。プロは先天的な才能に恵まれているのを痛感しました。

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オペラ終了後の懇親会会場風景。和気あいあいととても楽しい夜でした。

というわけで素晴らしいコンサートとその後のパーティーを存分に楽しませていただいた大山さんに感謝感謝の一日でした。

12月に誘われて札幌のコンサートホールに出かけてまいります。