EAO(ヨーロッパインプラント学会)のHPを見ていたら見過ごせないニュースが出ていた。

インプラント巨大メーカーの大変革という見出し。

ここしばらくヨーロッパの経済がおもわしくないのでいくつかの国で巨大メーカーが15%の製品値下げをしたという。

その結果売り上げが伸びたがこれはヨーロッパの経済成長の鈍化と高い失業率が反映された結果だと述べてある。またこの、製品の価格の下方圧力には安い価格で挑戦する新興メーカーの勃興の影響もあるという。

巨大メーカーでは近年総収入を上げるために企業買収や合併が頻繁に行われており、最近ではヨーロッパのメーカーと東アジアのメーカーとの間で3,000万ドルの企業合併が行われたという。

ひところもてはやされたブリックスもブラジルやロシアは凋落し中国も先行きは怪しい。

一人インドのみが経済は堅調だ。

そのためクライアントも今やライバルだったメーカーの安い製品に切り替えを図っている傾向にある。

これからの10年はインプラントメーカーにとって急速な変化を要求されるものになりそうだが、それでもますますアクティブな活動を示しそうだと論文は結んでいる。

昨年は消費税のアップで日本経済は減速の憂き目を見たがインプラントも同様でメーカーの顔色は総じて悪い。

円安のメリットが早く市場にも投影されることを願ってやまない。

製品の大幅な値下げで市場が活性化されれば患者さんにとってのメリットは計り知れないからだ。