2月23日土曜日宮城県歯科医師会館にてアカデミー例会が開催されました。

当日は朝からひどい寒さで道路がカチカチに凍りつき会員も出てくるのに交通混雑で大変だったと話しておりました。

当日のお話は私を含め3名の会員。

トップバッターのK氏は三症例を提示して会員の感想を聞きました。

最初の患者さんはCTでもわかるほどに骨がかたく実際にインプラントのためのドリリングでまったくと言っていいほど血が出なかったそうです。

そのためかインプラントが骨に生着せず一ヶ月後に脱落を見ました。

様々な原因でインプラントは旨く行きませんが骨がかたすぎるのは柔らかすぎるより深刻。

柔らかいのは骨補填剤を使ったり長く置くことでインテグレーションが改善されることが多いですが堅過ぎるのは骨そのものに活性が低く、インテグレーションのための活発な骨細胞の数に欠けます。

結果として骨の炎症に結びつきインプラントは骨につきません。特にHAインプラントは炎症に弱いのでやってはいけないケースでした。

次の2ケースはHPを見て来院された難しいケース。

歯科医に対する不信感に凝り固まった方でどこでも治療が困難なケースです。

原則として手をつけてはいけません。

お気の毒で何とか手を差し伸べて差し上げたいが向こうにその気が無い。

インプラントは診断、治療、メインテナンスが組み合わさって成功に導かれますが、そこに加えるに患者の気質というものが阻害する大きな要因としてよこだわっています。

インプラントの聖地スェーデンのイエテボリ大学でもあなたを信用してくれる患者だけにしなさいと教えています。

そのためにもHPなどで自分の症例をたくさん提示し、患者さんが安心して来院できるようこまめに働きかけをするのが必要かもしれませんね。

2番目はノーベルガイドを使用するメリットやそのやり方をM氏が丁寧に話されました。

M氏もガイドを臨床に導入し大きなケースに手をかけようとしています。

頑張っていただきたいと思います。

最後に私がガイドで行った2症例でどちらも下歯槽神経に近接した難しいケースでガイドなしでは無理というものでした。

終了後はもつ鍋の美味しい居酒屋に場所を移し遅くまで楽しい時間を過ごしました。

わたしは3月6日からフロリダでAOの学会です。

帰国したらその報告を皆さんにさせていただく予定です。

それまで皆さん頑張ってインプラントをやっていてくださいね。こけないように(笑)。