昔スウェーデンのイエテボリ大学で歯周病の勉強をした時主任教授のリンデ先生に言われたのは、インプラントをするときにはあなたを心から信頼してくれる方だけにしなさいということでした。

過剰な期待を持って来院される方や、お金を払うのだからとことん自分の気に入るまで歯を作り直させる方だとか、最初からひどく猜疑心が強くいちいち歯科医のことを疑ってかかる方こういう方はインプラント治療にはむかないと言っていいでしょう。イエテボリ大学でもスクリーニングで半分ぐらいははねると言っていましたから相当なものです。街の歯科医には様々な方がおいでになり最初からひっかけてやろうという意図を持って来院する不逞の輩もいないわけではありません。

以前にいろいろな歯科医院を回り治療方針を書いた紙を何十枚も持って来院された方がおられました。どの歯科医院も信用していないというのは明らかでした。しかもインプラントの種類もご指定です(笑)。服用中の薬をお薬手帳で拝見すると何10種類と凄い数です。体調を測りかねるのでご本人のたっての希望ではありましたがインプラント治療はご遠慮させていただきました。苦労するのが目に見えていたからです。

いずれ息子にバトンタッチをする時が参ります。その時に素晴らしい患者様だけを出来るだけ引き継ぎたいのです。これは全国共通のことでしょうね。