世界のインプラントの潮流は早期荷重もしくは即時荷重、審美性に優れたもの、に向かっていることは間違いない。

それが正しいかどうかは別としてだが。

大事なのはできるだけ長期間入れたインプラントが安全に機能し生体に悪さを働かないということに尽きるが、見てもどれも10年以上の長期にわたるデータを提供していないし数年ごとに新製品が出る有様は、小生が昔夢中になったオーディオ機器のようだ。

60年代から80年にかけて一大ブームとなった日本のオーディオブームはほとんどの家電メーカーを巻き込み大変な賑わいを見せた。

しかし、一度日本の津々浦々に普及したオーディオ機器は一部のマニア(小生)を除きそう度々買い換えるという代物ではないので次第に飽きられベトナム戦争の終結とともに終焉を迎えた。
当時どのくらい売れたかというと、テープデッキで有名なTEACはあの大きなテープデッキの生産が間に合わず、毎月コンテナいっぱいの商品が出来た端からまたたく間に米兵に売れたという話があるくらいだから凄まじい。

外国のオークションサイトを覗くとその頃の日本のオーディオ製品が未だに結構な値段で取引されているから外国にも相当の数が渡ったと見て間違いないだろう。
さてインプラントだがついに25日で上部構造装着可という話題のストローマンSLActiveが発売だ。

それも35Nでスクリュー固定というから本当ならすごい話だ。35Nというのは半端な力ではない。

普通のインプラントは3ヶ月後でもそんな力をかけたらくるっと回ってインテグレーションが壊れてしまうほどの強い力だからだ。

最も柔らかなタイプ4の骨は対象外というから硬い骨専用かも知れない。

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手術後2~4週のインテグレーションを劇的に改善したというSLActiveインプラント。
本当なら凄いがインプラント周囲炎はどうなのだろう。
骨の付きが良いのはバイ菌の付きも良いことは証明済み

送られてきた雑誌を見ていたら医科歯科大学と東京歯科大の教授がとにかくよくつきますと対談で褒めていた。私立はともかく国立の教授が宣伝に出るのはいかがなものかとも思うがとにかく衝撃的であることには違いない。

10年後にやっぱりダメでしたとならないことを願うがだいぶ前からヨーロッパの学会では話題になっていたから、まんざら眉唾物でもないようだ。

どうでもいい中途半端なものは一気に淘汰されるかもしれない。
メーカーの営業が3人で来たので気合が入っているのがわかります。うーん。ちょっと使ってみようかな?