最近インプラントのセカンドオピニオンを求められることが多くなっています。それだけ巷にインプラントを行う歯科医師が増えたということでしょう。

木曜にインプラントアカデミーの例会を行いましたが、入会希望の先生が症例検討にレントゲンと模型を持ってきました。拝見すると明らかに埋入位置が異常です。骨のあるところに設計したそうですが、これではインプラントの上に入れた歯が内側過ぎて舌感が極めて悪いし舌を噛んでしまいます。いくら親せきで実験的にやるにしてもまずいでしょう。

まずは正しい位置に入れるために模型上で歯を作りそれから位置を決めなさいと指示しておきました。聞けば骨移植やGBRもしたことはないそうで基礎訓練が必要な模様です。

インプラント治療は埋め込むポジショニングが最も大事です。位置異常でどうしようもなくなったら撤去するしかありません。丁寧に最初から設計している歯科医師は意外に少ないのかもしれません。

インプラントをピサの斜塔のようにしてはいけませんね。正しい位置にしっかりと入れましょう。