コロナウイルスにもめげずサントリーホールにムターを聴きに行ってきました。

会場は9割がたマスクの観衆であふれかえり、

クルーズ船で初めて日本人の死者が出たことを思い知らされました。

見渡せば、そこかしこに二つずつの空席が見られます。

高齢者のカップルが来場をあきらめたのでしょうか。

 

さて初めてのムター体験。

13歳でカラヤンに見いだされコンクールを経ずにいきなりベルリンフィルとの共演を果たし

天才美少女バイオリニストとして世界に名をはせ、

日本でも昨年世界文化賞を受けたのは記憶に新しい所です。

 

随分レコードも買いましたが正直なところそれ程感銘は受けずにおりました。

タレントかな?という意識が強かったのです。

 

でも今回で考えを180度改めました。

360度では元に戻ります(笑)。

 

もう57歳になりましたがスパンコールをあしらえた黒いドレスは極めて美しい。

金髪というよりは銀髪に近い長い髪は身体を大きく動かすほどに美しく宙を舞います。

今でも十分に美人です。

 

演奏は非の打ちどころのない名演で、昔家内と聴いたチョン・キョンファといい勝負でした。

 

ストラディバリウスの奏でるベートーベンはこの世のものとも思えぬ美音でまいりました。

 

毎週コンサートがきける東京にいつか住みたいものです。

 

東京に分院を開こうかな。

クラシックファンは生きてるうちに一度は聴きましょう。

実演の凄さはレコードでは到底わからない。