震災でしばらくアメリカの学会を自粛していましたがそろそろ禁断症状が出てきて外に出たくてむずむずしています。

夏にアメリカに秋にスペインに行く予定です。
以前に別の勉強会に入っていた話は前回書きました。

その時の会長は日本のインプラント治療の本当のパイオニアの一人で、下町の坊主の息子で、ちゃきちゃきの江戸っ子でした。

とにかく面倒見がよくて気が短い。

診療中に電話が来て”伊藤君。明日オペがあるから来なさい!”あわてて大学にバイトのお願いをして翌日オペの見学とお手伝い・・・・などと言うことが良くありました。

終わると銀座のすし屋に連れて行っていただきいろんな話を伺ったものです。

裏表のない方で大好きだったのですが早くに肝炎で亡くなってしまいました。

昔はゴム手袋もせず素手でオペをやっていたので患者から感染したのです。

その後は会に魅力がなくなり辞めてしまいましたが、楽しい数年間でした。

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20数年前にその方にアメリカインプラント学会(American Academy of Implant Dentistry)に、初めて連れて行っていただいたのは忘れようもない思い出ですが、飛行機の切符の手配からエアポートでの荷物の出し入れまでいろいろと自分でできるように教えていただいたので、今では世界を自由に旅することが出来るのです。

一人で行く海外旅行は不安が多いものですが手続きや注意点を一度覚えればどうと言うこともないというのをその時実感いたしました。

おかげで今は臆することなく自由にあちこち旅することが出来るので亡くなった師匠には本当に感謝感謝です。

学会ではイタリアやブラジルのラテン系のドクター達と最初から妙にウマが合い、ダンスに興じたり日航ホテルで日本食を御馳走したりもしましたが毎年誕生日には何かしらのプレゼントをいただいたものです。

義理堅いし人情に厚い国民性は日本人には相性抜群だったと思います。

また互いに不自由な英語でもきちんと意思が通じたのは不思議です。

必死になって理解しようと言うオーラが出ていたのでしょうか?

学会ではアメリカはユダヤ人が圧倒的で黒人はほとんど見ませんでしたが最近は少しづつ黒人も増えているようです。

またそれ以上に中国系の教授の大増殖が驚異的です。

昔はアジア人は奇異な目で見られたものですが今はそんなこともなくなっていい時代になったものです。

なんたって黒人が大統領の国ですものね。