ちょっと前だが仙台で以前老舗のホテルの会長をしていた人物と街の雀荘で卓を囲んだことがあった。

その人の言うには自分は”アスペルガー症候群”という精神病で、元総理の鳩山由紀夫もそうだという。

アスペルガー症候群というのは知的障害を伴わない自閉症でIQは高いが社会性に欠けるのだそうです。

なるほどと思ったのは彼のホテルにあった麻雀部屋で麻雀をしていると時折、脈絡もなく急に給仕をしている従業員を狂ったように怒鳴り始めることがあり他のメンバーがどうしてよいか途方に暮れるというようなことが一度ならず見られたことです。
ホテルの経営がうまくいかなくなり結局潰れてしまいましたが融資先の銀行で腹を立て都市銀行の支店長に散々悪態をついて変った人だと言われたこともあったそうです(本人の弁)。
アスペルガー症候群は奇人変人が多く高い知能を生かせば大きな仕事を成し遂げることもあるそうでビルゲイツやエジソンもそうだったそうです。その知人も素晴らしい記憶力の持ち主で麻雀は相当強かった。

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ビルゲイツ、小田信長、レオナルドダヴィンチいずれもこの病気の持ち主とか。奇人変人が文化を創造していくのだろうか。
ホテル経営者としては相当にシビアな方で自分でお茶に誘った人からコーヒー代をとった!など渋ちんのエピソードには事欠かない(笑)。でも小生は好かれてよく麻雀を御一緒させていただいた。

自分の好みの人を明確に分けて付き合っていたような気がする。

藤田紘一郎先生の「嫌いな人とは食事をしないのが長生きの秘訣」を地で行っていたのだろう。
20代半ばで重度の糖尿病を発症し医師からは40までは持たないだろうといわれていたのに現在摂生のおかげで70代後半のお方だ。毎日きちんと医師の計算したカロリーだけ摂取していたのを思い出す。他人に厳しい以上に自分にも厳しい人生を歩んできたようだ。

余人にはまねできないところがこの病気の特徴なのだろう。
96歳で亡くなった漢字の大家白川静先生は長い間糖尿病だったがこちらは大して摂生せず、血の中に糖分がちょっぴり多い方が脳の働きは良くなりますなどとおっしゃっていて天真爛漫だった。
開業医としては白川先生のような方ばかりが患者さんであったらいいのになと思います(笑)。