昨日仙台を代表する老舗ホテルの閉館が発表されました。
天皇陛下もお泊りになった由緒正しい近代ホテルでしたが昨今の不況の波には勝てず、

とうとう閉館となった模様です。

現相談役の創業者一族の方とはロータリークラブの御縁で20年ほどお付き合いいただいておりますが、戦後フルブライト奨学生でアメリカのコーネル大学ホテル学科を卒業された方でとても聡明な方です。
こちらのホテルの従業員は教育がしっかりと行き届いており、いつ尋ねてもそこは心安らぐ場所でした。

ロータリークラブの例会で最初に紅茶をお願いしたら、いつどんな会合でも私には紅茶が出てくるのには本当に驚きました。
一人一人のお客さまにきめ細かい対応をするのはホテルマンの仕事とはいえ、ここまできちんとやってくれるところは少ないでしょう。

“ホスピタリティ”は接客業の基本ですが我々の業務にも相通づるところがあります。

歯が悪くてお見えになる患者さんは心も病んでいる方が多いので、機械的な治療では患者さんとのコミュニケーションはとれないことが多いのです。

社長さんは従業員教育には大変厳しく当たられミスを許さない厳格な方でした。
常に優秀な人材を発掘し適切な部門につけてお客様に快適に過ごしていただくことをモットーとされていた気がします。

われわれとは規模が全然違いますが少しでも理念を吸収し、スタッフ教育に取り入れていきたいと思うのです。
いろいろお世話になりありがとうございました。