昨日今日とインプラント手術が続いています。

震災の後しばらくは静かでしたがここへきて再びインプラント希望の患者さんがたくさんお越しになります。

世の中が少しづつ落ち着いてきているのでしょう。

二年前に導入したCTのおかげで無切開インプラントが増え、患者さんに無痛、無出血でインプラントが可能になったのは以前お話ししているところですが、実際一本入れるのに4~5分ですのであっという間にオペは終わります。

術前のお口の清掃におよそ30分ほどかけますのでそちらのほうが長いですね。

術後もめったなことでは痛みを訴えることはありませんし腫れることもありません。

それでも骨幅が狭く微妙な患者さんではなるべく切開し、精密に手術をしようと心がけています。

治療はサーカスではないのですからこれは当然ですね。

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術前の手術シミュレーションにここ数年ノーベルガイドを使って来ましたがこのたびその進化版のノーベルクリニシャンが発売になります。

こちらはノーベルガイドをさらに使いやすくしたもので画面が4分割され様々なシミュレーションが可能な素晴らしいソフトです。

昨年アメリカの3つの学会で拝見しその素晴らしさに驚嘆し早く購入したいと思っていましたがいよいよ近日発売となるようです。

ノーベルの社員さんが第一号を持ってきてくださると話していたので楽しみです。

これでますますインプラント手術が初心者にも安心安全に行われるようになるのでインプラントに対する国民の信頼性が向上すると思います。

私がインプラントを始めた当初、インプラント治療はキワモノ扱いでした。

私はアメリカのニューヨーク大学のリンコー教授などに教わっていましたが日本のパイオニアたちは自分の口に猿の歯を埋めたり!して実験を繰り返していました。
今考えると空恐ろしいことですが情熱にあふれていたのでしょう。

その後きちんとした科学的裏付けを得たスェーデンのブローネマルクインプラントが瞬く間に全世界を席巻しその亜流や改良型を含め現在世界には

100社以上のメーカーがひしめいていると言われます。

私がメインに使用しているノーベルアクティブは今のところ脱落ゼロでもっとも信頼を置いている商品ですがこちらの開発をしたのはイスラエルの会社と言うことです。

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メーカーに莫大な利益を与えるインプラントはこれからもさまざまな改良を受けながら理想のものに近付いていくのでしょう。

それが本当に人類の歯根に近いものとして。