歯は上と下が対になって食物を粉砕することができますが、対になる相手がいないと歯のないほうの骨はどんどん吸収されて行きます。

この相手のいない状態のことをすれ違い咬合といいます。

通常歯の無くなったところには義歯が入っていますがその下の骨が何年も経つうちにどんどん痩せて行ってしまうのです。

この意味で取り外し式の義歯が”インプラントに比べて安全”とは言えないと理解できます。
先日お見えになった患者さんはその典型で、下の歯は前歯がすべて残っているのですが上の歯がありません。

だいぶ前に抜いて入れ歯にしていたのですがその入れ歯がガタついて知らぬ間にその下の骨が大きく吸収を起こしておりました。

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インプラントご希望ですが吸収が激しくて通常は無理と診断されるところをラジオグラフィックガイドを用いてノーベルガイドで3次元分析してみるとピンポイントでインプラントが可能であることがわかりました。

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コンピューターソフトの発達と言うものはありがたいものです。

以前なら1年がかりで骨造成を行い、その後に1年ほどかけて上部構造の装着になったと思います。
この7月30日からノーベルガイドプランニング教室を開始します。

月一度の予定で様々な症例に対する分析とアプローチの仕方を提示し難症例に苦しんでいる若手の歯科医師の手助けになればと思います。
皆さん一緒に向上していきましょう。