昨日、電話で要請のあった身元不明の遺体の写真を持って仙台南警察署の方が訪ねてこられました。

お話では南警察署管内で扱った1000体ものご遺体のうちまだ身元の判明していないのはわずかに2体だけとか。

鑑別に当たられた皆さんには本当に頭が下がりました。ありがとう。ありがとう。
お持ちになられたご遺体の写真は口腔内にたくさんのセラミック製の歯が被せてありました。

審美歯科をやっている歯科医院をしらみつぶしに調べて私の所にこられたとか。

拝見させていただくと年配の女性の割にはやけに歯が白いことと歯周病でもないのに全部の歯が連結してあることからいわゆる美容外科でやられたもののように感じられました。
相当費用もかかっていると推察されることから裕福なご家庭の女性のように思われたのでそのような答えをしてそちらの医院を探していただくようお話ししました。

県警の担当の方のおっしゃることには美容外科からだけまだ回答がないそうです。

保険の効かない治療なので本名を名乗っておられないかもしれませんね。
昼にロータリークラブで隣り合わせた前医師会会長のM先生の話によれば震災直後から出動して検視に携わっている医師会の先生方や自衛隊員、警察官に毎日死体を見続けているストレスからPTSDがみられるそうです。

夜中に突然起き上がって大声で叫んだり、うなされて一晩中悪夢を見たり・・・・・

実際に後輩のSも十二指腸に大きな潰瘍が出来て大出血寸前で入院しました。

病院ではあんたで4人目だよと言われたそうです。
医師や歯科医師、それに公務員の自衛官、警察官も人の子であることは同じです。

これらの人々の献身的な仕事にもっともっと敬意が払われてもいいように感じます。

実際に長期にわたる過酷な自衛隊員の遺体捜索を支えているのは

「じえいたんさあんありがとう」

と書かれた小さな女の子からの手紙だそうです。

arigatou_20110510

自衛官は全員コピーされたこの手紙をポケットや手帳に入れ、頑張っているのです。

決してだらしのない内閣を支えるためでないことだけは事実なのですよ、バカンさん。