今日お見えになった新患さんは隣県からのお方。CTのデータを3枚お持ちになりました。

大学が1枚に開業医が2枚。そのほかにも名誉教授がやっているとネットで宣伝している、東京のインプラント歯科にも行ったそうです。

で結論はどこも骨が狭すぎてインプラントは出来ませんとのこと。

改めてとりなおしたCTで見てみれば前歯部の欠損の骨幅は2.7mmでマグネチックマレットの適応範囲。

骨幅を拡大して造骨材を入れればインプラントが出来ました。

でももう少し考えてみるとおっしゃってお帰りになりました。もう少し廻るのでしょう。

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上顎は2,7mm強でぎりぎりセーフ。下顎は通常のインプラントが出来そうです。

抜歯してしばらく経つと骨はどんどん吸収していきます。

通常インプラントの出来る骨幅はインプラントの直径+2ミリ。

細いインプラントが3.25mmくらいなので最低でも5.25mm必要ということになります。

しかしこのような場合でも自家骨の移植やGBR,リッジエキスパンジョンで処置が可能です。

もちろん全てが出来るわけではありませんがかなりの確率で委縮した骨に対するインプラントがトレーニングを受けた歯科医師には出来るようになりました。

私の勉強会でも豚のあごの骨を使ってトレーニングを行っています。

入れ歯の期間が長く骨吸収が激しい方も何とかなることがありますので歯科医師の話をよく聞いて適切なところを選択して良い治療を受けていただきたいと思います。