滋賀県の大津市で先ごろ起こったいじめによる子供の自殺事件は大きな社会問題になった。

いま頃は当事者の子供も親も枕を高くして眠れない日々が続いているのだろう。
子供のころを思い出してみれば、一人っ子でおとなしく体も弱々しかった小生は小学校の時分にいろいろいやがらせを受けたものだった。
子供は弱い物に集中して攻撃する性質があります。野生動物並み。
親はもうみんな死んでしまったので話すのだが特に悪かったのは町立病院の院長の息子で、親の威光を笠に来て着てやりたい放題の乱暴者。大人がだれも注意をいたしません。

自分の子供の成績が上がるようにと多少勉強ができた小生の隣の席に無理やり押し込んだ親も親だが、勉強を教えてもらうどころか筆箱は隠す、上履きはどこかに放るといった暴れようではどうにもなりません。

親もとうとう音を上げて仙台の名門小学校に転向させてしまいました。その後の消息は皆目不明です。
そのほかにも集団で無視されたり悪口を言われたりもしたが生来の楽天家のせいか大して気にも留めずにいるうちに身体も大きくなりいつの間にかいじめも止んでしまった。

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いじめにはいつもにこにこ完全無視していた子供時代だった。

学校生活はそれ自体が社会の縮図のようなもので大人の世界と変わるものではない。

昔は学校でいじめられても兄弟が多かったので家に帰れば大勢と遊べてそんなものは何ともなかったし悪いことをする子供は大人がひっぱたいて教えていた。

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いじめには時には怖いヒト噛みも必要。
以後なめられなくなること必定。
いじめてるほうだって反撃は怖い。

いまは社会が複雑化して子供の家庭環境も様々。

うちの子供が小学校でいじめられていたときいじめっ子を呼んでゲームをさせたりお菓子をあげたりしていたが、棒っきれでたたかれるに及んで堪忍袋の緒が切れた。

校長室にねじ込んだが校長の話では片親が多く子供の心が荒んでいるのだという。

昔も恵まれないやつなんて掃いて捨てるほどいたがいじめで自殺にまで追い込むなんていじめの張本人さえ考えも及ばなかったと思う。

そんな陰湿なことを考えるより皆で遊んでいたほうがよっぽど楽しいからだ。

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とにかく家が子供の一番の安心できるとこ。
お母さん守ってあげて。

子供は福澤諭吉が実践したように9歳か10歳までは大いに栄養を与えてのびのび遊ばせ躾をきちんとし学問はそのあとにやらせたほうが立派な大人に育つのかもしれない。

福翁自伝には本当にいいことがたくさん書いてあります。
文庫本で出ているので気楽にお読みいただければと思います。

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”門閥制度は親の敵で御座る”と言って幕藩体制や明治新政府の役人を心底嫌った諭吉の痛快な一代記。
外でも家庭でも自由平等を地で行った人であった。